和菓子にも季節があります。1年のお菓子の歳時記をご紹介。

お菓子の歳時記

お菓子にも季節があります。ご参考にして頂ければ幸いです。
又、もっと詳しくお知りになりたい場合は、お気軽にお菓子屋へお尋ね下さい。
私たちは、古くからの文化・伝統・慣習をお伝えするのも仕事のひとつと考えて居ります。

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

1月(正月)【睦月】

鏡餅・のし餅 

「鏡餅」は、神聖な物とされた古代の「鏡」を模り、一家の平安と一年の厄払いを願う大切な日本の文化です。

ご当地のお餅は「角餅」です。
お雑煮には「もち菜」を入れるのが一般的です。

≪西の「丸餅」東の「角餅」。境界は関が原付近です≫

お年賀のご挨拶・おもてなし

花びら餅や松竹梅・鶴亀・干支をかたどったおめでたい和菓子が、日本の正月を、さらに演出致します。

鏡開き

11日にお供えしてあった鏡餅を下げ、「おしるこ」や「ぜんざい」にて頂きます。
≪刃物はきらい、手や木槌で割るのが昔からの習わしとされています≫

2月【如月】

節分

節分の豆まきは、邪気を払い、福を招く行事です。
年の数だけ豆を食べると厄除けになります。
≪豆大福やロールケーキも人気です≫

バレンタイン

彼のハートを射止めるのは、チョコレートだけではないのかも?
≪和菓子屋さんを覗いてみたら、新しい発見がありそうです!!≫  
   

3月【弥生】

ひな祭り

春に芽吹く蓬で作る「くさ餅」は、平安の昔から桃の節句には欠かせないお菓子です。
薬草でもある蓬に「健やかに育て・・」との祈りを込めたのかもしれません。

≪郷土の雛菓子としては、「おこしもん」・「いが饅頭」が根強い人気です≫ 

ホワイトデー

バレンタインのお返しは男のマナー!
ちょっとお洒落に「和菓子」を贈ってみては如何でしょうか!!

春のお彼岸 

「暑さ寒さも彼岸まで・・・」春分の日をお中日として、前後3日間を「お彼岸」と言います。ご先祖さまへお彼岸だんご・牡丹餅をお供え致します。

≪ご当地のお彼岸だんごが何故平たいのか?
それは、合理的な名古屋人が蒸し時間を短くする様に工夫したとか?≫

4月【卯月】

お花見 

花より団子≠ィ花見に欠かせないのが、
「花見だんご」でしょう。

団子の色には意味があります。
赤はお花の色で『春』を現し、
緑は草木の色で『夏』、
白は雪色で『冬』。
一年の時の流れを表現しています。

『秋』がないのは、「飽きない様に、この一年を過ごしなさい」との先人の教えとか・・・・。

又、桜餅は関東風(長命寺風・焼き皮)と関西風(道明寺風)があります。
ご当地では、道明寺の関西風の桜餅を作るお店が多い様です。

入学 

新しい環境への旅立ちは期待と不安があるものです。
朝食をしっかり食べれば気持ちも落ち着きます。お赤飯は如何でしょうか。
≪小豆の煮汁(シブ)で染めている、お赤飯の色は、天然色です≫

5月【皐月】

端午の節句

『かしわ餅』の柏の葉は新しい葉が育つまで、古い葉は枯れない事から、「子孫繁栄」の縁起菓子として、又、『ちまき』の笹の葉は防腐と香りづけの効果があります。

ご当地の独特の文化として忘れてはいけないのが、『黄飯』です。
クチナシで黄色に染めたおこわと、黒豆で蒸し上げた白いおこわを食べることで、
「黄・白」→「気迫(きはく)」をもってまめ(元気に)に生きろ。と言う意味が・・・・。

母の日 

赤いカーネーションの花と、お母さんのお好きな「お菓子」を添えて、感謝の気持ちを伝えてみては・・・・

6月【水無月】

和菓子の日 

平安時代の昔から6月16日にお菓子を食べると「健康と幸福を招き、災いから身を守る」
と言われています。それを≪嘉祥(かじょう)菓子≫と呼び、この日を『嘉祥の日』と言います。

父の日 

家族そろっての団欒が何よりのプレゼント。美味しいお茶とお菓子で、会話も弾むでしょう。

7月【文月】

七夕 

七夕は、年に一度のおりひめとひこぼしのデートの日。ロマンチックなその夜は、七夕にちなんだお菓子を食べながら、星に願いを託してみては?・・・・きっと、叶うはずです。

お中元

古代中国の天神信仰の教えが元となり伝わった行事です。日本ではお盆と重なり、仏様にお供え物を贈り合ったのが、現在のような形になりました。

まごころ込めて、水羊羹・ゼリーなど涼味ただよう爽やかな品を・・・。

土用の入り 

土用入りの日に食すると暑気あたりしないとされている「土用もち」は、徳川時代の中期り夏季の悪病災難をからのがれとされています。
 

8月【葉月】

お盆 

ご先祖様の霊をお迎えする伝統的な行事です。
ご当地では月遅れの八月に行われるのが多い様です。

13日は「お迎えだんご」を仏壇にお供えし、ご先祖様の霊をお迎えする。

14日に「おはぎ」「鬼まんじゅう」などで、おもてなし。

15日に「送りだんご」で送り出します。
(16日の宗派もあります)

≪ご当地のお盆だんごが何故丸いのか?
それは、お墓・仏壇に積み重ね易い様に工夫したとか?≫

9月【長月】

十五夜 

旧暦の8月15日夜の名月を観賞する中国の“中秋節”が日本に伝わった行事で、
一年の収穫の吉凶を占う収穫祭として発展してきました。
ご当地では十五夜を“芋名月”と呼び、そのころ収穫される『里芋』に見立て、それを型取ったお月見だんごをススキ、リンドウ等とともにお供えして,豊作を祈るお祭りとして始まったもので、独特の文化として現在も伝えられている習慣行事です。
≪旧暦9月13日は十三夜。少し欠けている所から『栗名月』『豆名月』と呼ばれています≫

敬老の日

「老人を大切にし、知恵を借りて暮らして行こう」と1966年に祝日になった「敬老の日」。
いつまでも元気で長生きしてと言う思いを込めて、お赤飯・栗おこわ・紅白饅頭を・・・

秋のお彼岸 

秋分の日をお中日として、前後3日間を「お彼岸」と言います。ご先祖さまへお彼岸だんご・おはぎをお供え致します。
『ぼたもち』と『おはぎ』の違いは、春は牡丹の花に見立てて「牡丹餅」
秋は萩の花に見立てて「お萩」と言います。季節感を大切にする、日本人の心です。
ちなみに、『あんころ餅』は、あんこを衣にしたお餅とか。

10月【神無月】

名古屋まつり 

郷土英傑行列など全国に誇れる地元のお祭りです。それにちなんだ銘菓もいろいろあります。地方からのお客様のお土産に如何でしょうか。

ハロウィーン 

31日はハロウィーン。日本でもお馴染みになりました。お菓子屋さんには「かぼちゃ」のお菓子がにぎやかに並んでいます。

11月【霜月】

文化の日 

日本人の繊細な美意識が、すぐれた文化を創り上げました。『和菓子』もそのひとつです。秋の味覚がいっぱいのこの季節、秋のお菓子をご堪能下さい。

七五三 

無くしては、ならない大切な日本の文化。ちょっぴり、おめかしした幼いお子さんは、
本当に宝物です。

12月【師走】

お 歳 暮 〔20日〜〕

この一年、お世話になった方々に贈り物をして、日ごろの感謝とお礼の気持ちを伝える習慣は、江戸時代から続いています。
和菓子なら、師走のひとときにくつろぎを贈り、日持ちのするお菓子はお正月にも重宝し
喜ばれます。羊羹や焼き菓子は如何でしょうか。

冬至  

この日に柚子湯に入り、小豆のおかゆ(冬至粥)やカボチャを食べるとカゼを引かないと言われています。

柚子やカボチャを使ったお菓子もいろいろあります。 

クリスマス

すっかり日本文化に溶け込んだ「クリスマス」。
ケーキも美味しいけど、和菓子屋さんにも意外と見付かるかも・・・?

餅つき 

お餅が店頭に並ぶのも「日本の暮れの風物詩」。
お餅は専門店でお求め下さい。美味しいお餅に出会うかも・・・!?
まさにこれがホントの「餅は餅屋」です。

 

ページトップへ戻る